(はじめに)アイキャッチ画像は当該試合のものではありません。また、ボカシをかけて加工しております。あしからず。
10日にテクノポート福井スタジアムにて行われました北信越フットボール1部リーグ第14節・福井ユナイテッドFC対新潟医療福祉大学FCの試合は、福井ユナイテッドが1-0で勝利しました!この試合をもって2023シーズン北信越リーグは全日程が終了し、優勝した福井ユナイテッドFCは11月に行われる全国地域チャンピオンズリーグへ出場します。
スタッツは福井ユナイテッド公式HPのこちらを、ハイライトは下の動画(Youtube)をそれぞれご覧ください。
試合経過
シュート数で17対5と福井ユナイテッドが大きく上回ったこの試合ですが、序盤は医福大もゴール前に迫る場面が何度か見られました。お互い決定機をものにできず前半はスコアレスで折り返し。後半も福井の惜しい場面が何度か見られた後の64分、絶妙な縦パスに抜け出した北川選手がゴールを決めて先制します!その後もお互いに得点のチャンスが生まれますがどちらもゴールネットを揺らすことは出来ず、このまま1-0で福井が逃げ切る形となりました。
サブメンバーが結果を出したのは好材料
この試合のGKは杉本選手に代わって大西選手がスタメンで起用されました。リーグ戦初出場でしたが見事にクリーンシート(無失点)を達成してくれました。GKに限らず、レギュラーで出ていた選手が怪我やアクシデントで出られなくなることは多々あります。そんな中で控えだった選手が起用されてレギュラーと遜色ない実力を発揮して結果がついてくるのは、この先の地域CLに向けて実に楽しみであり心強いです。地域CLは日程がタイトで、選手の疲労感も半端ではありません。ですので選手起用のやりくりも重要なポイントになってきます。サブメンバーが実力を発揮することで選手層が厚くなり、それがチーム力の向上そして地域CLの突破につながっていくと思います。
他会場の試合結果・順位表
他会場の試合結果および最終順位表は以下の通りです。
得点ランキング、アシストランキングからみる今年の福井の攻撃力
リーグが全日程を終えたということで、得点ランキングとアシストランキングにも触れておきたいと思います。まず得点ランキングですが、アルティスタ浅間の髙貝樹幹選手が11得点で得点王に輝きました。福井ユナイテッドでは主なところで阿野選手が7得点、野中選手が6得点、押谷選手が5得点、北川選手が4得点を挙げています。チームとしてはリーグ最多タイの34得点を記録していることから、得点力のある選手を複数擁している=どこからでも点が取れることが今期の福井ユナイテッドの強みの一つであることがわかります。また、アシストランキングでは福井の阿野選手が5アシストで単独1位となり見事アシスト王となりました!2位にも尾崎選手(4アシスト)がつけています。得点・アシストの両面での阿野選手の貢献度の大きさが伺える結果となりました。
守備力向上が今年の最大の勝因
今期の福井ユナイテッドが優勝できた要因は上記の攻撃面だけではありません。福井市スポーツ課のこちらのポストをご覧ください。
実際に今期の試合を見ても、攻撃時に自陣でこねくり回している間にボールを相手に奪われたりする場面は昨年に比べて大幅に減ったように思います。また、GK杉本選手の安定感のあるセービングや志摩選手、池庭選手などのディフェンス陣の奮闘も光りました。ただ、ボールを回している所をカットされる場面はまだ無いわけではありませんし、浅間戦のように寄せが甘くなってシュートを打たれたりという場面も散見されます。地域CLではそういった場面が致命傷になる恐れがありますから、今一度鍛え直してより強固な守備を構築してもらいたいです。
怪我無く、最高の準備を
何はともあれ、全社行きを逃して後がない状況だっただけにひとまず安堵といったところでしょうか。選手や監督をはじめスタッフの皆様方におかれましては、今からの期間で課題の克服を図りさらに強くなった福井ユナイテッドを見せていただきたいと思います。また、なるべく多くの選手(出来ることなら全選手)が怪我無く良いコンディションで地域CLに臨めるよう、心より祈っております。
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